飯田線の旅

 9月初めの朝に名古屋を出発して,飯田線に
乗る旅だった。豊橋,天竜峡,飯田,辰野が飯田線,
そして延長線にある中央東線の岡谷駅に夕方4時
に着いた。乗換えで塩尻駅,駅そばを食べて,
そこから中央西線に沿って,闇が迫る登山口のある
須原駅を過ぎた。中津川駅は各駅停車の終着駅。
最後に普通快速で,名古屋方面に向った。

 飯田線195キロ,約8時間。佐久間ダムを迂回
する水窪ルートから先は中部地方の秘境であり,
また日本の地溝帯である。トンネル群を抜けた天
竜峡駅は鉄道の分岐点であり,乗り換えのため
待ちがあり観光をした。
 飯田線の北半分は伊那地方であり谷が開けた。
河川段丘の深い3か所では等高線に沿って線路が
大きく回り込むΩループが見られた。木曾駒ケ岳,
空木岳の木曾山脈と甲斐駒ヶ岳,仙丈岳,聖岳の
赤石山脈のあいだの平坦地を行った。

 ほかに東海道線,中央東と西線の各駅電車で
約7時間を乗車した。
4つの長い路線に乗るため
各駅停車に乗った長い一日の旅だった。

朝の土曜日の豊橋駅,午前8時ころで満員の乗車。

鳳来寺を過ぎて乗車するひとは普通に。

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ここから大嵐駅までの区間は、昭和30年11月の佐久間ダム完成の
ため水没した旧路線を避け,水窪の大廻り新ルートで運転された。

三河東郷駅のあたり  10:09

静岡県に入り,中部天龍駅で,約20分停車。 10:20ころで,
豊橋駅からは2時間10分で,しばらく停車した。

北西に進み豊川を渡り,飯田線を行く  8:14

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第6水窪橋梁。昭和29年の水窪周辺の付け替えのとき,台風の
山崩れがあり,左岸から右岸よりに線路を変えた「渡らずの鉄橋」。
第15号台風(洞爺丸台風)は直前であり被災したため。 10:58

三河川合駅 蓬莱寺山の下車駅  9:50ころ

長山駅近くで川遊び 9:35 三河一宮駅の次